Q.51 2才になる子供ですが、突発性発疹症に罹っていません、罹らないこともあるのでしょうか?
A.51 2才までに、ほぼ100%の子供が罹っていますが、発病しないこと(症状の出ないこと=不顕性感染)もあります。
典型的な突発性発疹症は38−40度位の高熱が3−4日続き、熱の下がるのと入れ替えに全身に風疹や麻疹に似た発疹が出て3日くらいで消失する病気です、60%前後に下痢が見られます、また中耳炎の合併や稀に髄膜炎を起こすこともありますが重症化することはまずありません、また、熱もあまり高くなく発疹の少ないケースもあります。
乳児の高熱と言うことでご心配なことと思いますが『熱で頭がおかしくなったり』、『熱から肺炎になったり』するわけではありませんので(Page1 熱の項目参照)、そのことについて無用の心配はしないように致しましょう、親のいらいらは子供の安静を妨げます、心配をしているよりも合併症の管理や不安の解消のために、繰り返しかかりつけ医へ受診することの方が大切です。
潜伏期間は、はっきりとはわかっていませんが3週間前後だと言われいてます、原因ウイルスはHHV−6、HHV−7(ヒトヘルペスウイルスの仲間)などが原因と考えられています。
2ヶ月から1才頃までの間、特に5ヶ月頃から8ヶ月の乳児に生後初めての発熱として、しばしば見られます。
突発性発疹症の98%前後は1才までの乳児に見られ残り2%前後は1才から2才頃までの間に見られます、2才過ぎの突発性発疹症は稀ですが、2才過ぎの発病だからといって特に重症化するわけではありません。
特別な治療はありませんが、下痢や合併症があればその治療をすることになります、抗生物質は合併症がなければ不要です。
確かな統計ではありませんが、子供の30%前後は感染しても発病しないと言われています。
発病したしないに関わらず、2才過ぎには、ほぼ100%の子供に突発性発疹症の免疫が出来ていると考えてよいと思います。
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