Q.54 保育園に通い初めて6ヶ月になりますが、家で体温を計ると36.6度−36.8度なのに園で計ると37.2度前後あります、風邪症状もなく元気なのですが、精神的なものがあるのでしょうか?
A.54 よく見られる現象で一般的には問題にしなくて良いことだと思います。
発育発達が正常で、食欲もあり、家庭での生活に変化がなければ何も心配することはありません。
また、知恵熱と言う言葉で象徴されるような精神的要素による発熱は、よほど強烈なストレスで身体の細胞が破壊されるような状態でない限り、あり得ないと思っていただいて間違いありません、そのような状態の時には家庭生活や身体的変化が見られますのでお子さまの場合は該当しないと思われます。
ご質問の体温差は体温の測定法、測定条件の違い、生理的日差(健康者で普通に起こる24時間内での体温変化)に因ると思われます。
次に、ご質問の現象に影響を与えそうな事柄を列挙しますと
1.体温計の違い
2.計測部位の皮膚の状態、体温計の固定の仕方
3.計測前の生活内容の違い
4.室温の違い
5.生理的日差(計測時間の違い)
などが考えられます、こうした条件の違いによって、1度前後の差が出ることも珍しくはありません。
体温を厳密に調べるためには、添付の説明書を良く読み、決まった体温計で決まった方法や部位で、決まった時間に、計測前の生活状態を一定にし、室温などの環境要因を一定にした状態で計測しなければなりません。
平熱を知ることは、こどもの健康管理をする上で必要なことですから、上記の注意を考慮して、お休みの続くときに、出来れば1週間程度、お子さまの体温の変化を調べてみましょう。
尚、体温は一般的に午前より午後の方が高く、乳幼児の体温は37.5度くらいまでは平熱のことが多いと言われています。
当然のことながら、『熱』は病気の大切な症状の1つですから、不安を感じたり、お子さまの身体的、精神的状態に変化が出たときには、必ず、病院を受診するように致しましょう。
目次へ戻る】【検索へ戻る