Q.56 家の子供と一緒にインフルエンザワクチンを受けた友達が目の前でショックを起こしました、特別治療をせず回復しましたが、血圧がさがり、真っ青になった現場を見てしまいましたので怖くなり2回目をどうしようかと悩んでおります、ワクチンと副作用の話は時々聞きますがこれからまだ幾つも接種しなければならないものがありますがどうしたらよいのでしょうか?
A.56 予防接種は特別の事情がない限り必ず受けるようにしましょう。
滅多にあることではありませんが、お友達は文面から察するにショックまたはそれに近い状態であったと思われます。
そうした状態は、多くの予防接種で稀に起こることで、ワクチンの成分に因って起こります(極まれには、極度の恐怖によって起こることもあります)がインフルエンザワクチンの場合、稀に卵アレルギーの子供に起こることがあるようです。
従って、お子さまの場合は1度目が問題なかったのですから、2度目の接種も心配ないと 考えて良いと思います。
また、現在、日本で接種出来るワクチンは精製の度合いが高いので(卵アレルギーを含めて)重篤な副作用は稀であると考えて良いと思います。
たまたま、身の回りに貧乏くじを引いた人がいたわけですが、そのような状態になることは日本中で、年に数人程度です、また、そのリスクは接種を受けた時だけのものです、 それに比べ、いつも引き合いに出すことですが、交通事故による死亡者は、毎年1万人前後、後遺症が残る人は単純計算で10万人 、しかもそのリスクは毎日、一生涯続くわけです、そうした生活上の大きなリスクを負っている家族を毎日、平然と笑顔で学校や職場に送り出している同じ人が、それより桁違いに安全性の高い予防接種を受けず、結果的にその病気の流行により最愛の家族を死に追いやる危険を犯して生活するというのは理屈に合わないことだと思います。
過去にワクチンの副作用だけを強調する偏った報道により、三種混合ワクチンやインフルエンザワクチンの接種率が低下し、その結果、非常に多くの貴重な人命が失われた苦い経験を忘れないようにしたいものだと思っています。
目次へ戻る】【検索へ戻る