Q.66 2才になったばかりの女の子です、下の子どもが出来てから、吃音(どもり)が始まりました、このまま放置して良いのでしょうか?
A.66 必ず治るものと思って、おおらかにお育てください。
吃音(どもり)は2−5才頃から始まることが多いようです、 原因はわかっていませんが、心因的なものが多いと言われています。
一般に幼児は自分の考えを親を含めた第三者に早く伝えたい気持ちが強く、気持ちのあせりから、どもってしまうことが多いと言われています、3−4才の頃、生理的に吃る傾向があると言われているのはこのためです。
この時に子供の前で吃音の話をしたり、無理に矯正(叱ったり、言い直しをさせたり)すると精神的緊張が高まり、吃音が強くなると言われています。
そんな場合は、子どもの話を親がゆったりした気持ちで聞く環境や子どもがゆっくり話を出来る環境を作ってあげる必要があります、特に下にお子さまが居られる場合には、どもるお子さんとだけの時間が必要なこともあります。
また、育児する人はその子どもの前では、はっきりした言葉でゆっくり話をすることを心がけてください。
そうした配慮だけでも多くの場合は小学校入学前後までに自然に治ります。
しかし、子供が吃音を自覚するようになった場合、吃音が段々強くなった場合、吃音がいじめの理由になる恐れのある場合、親が少しでも不安を感じている場合には、なるべく早く、児童精神医学の専門家に相談にのってもらうのが無難です、場合によっては、親子共々の心理療法と言語治療が必要なこともあります。
とりあえず、かかりつけの小児科医、大学病院、地元の児童相談所などに相談されるのがよいと思います。

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