Q.75 妊娠中ですが、上の子供に風疹の予防接種を受けさせてよいでしょうか?
A.75 心配せずに受けさせてあげましょう。
風疹(三日ばしか)は妊娠5ヶ月未満の妊婦が罹ると胎児に聴力障害、視力障害、心臓障害、精神発達障害などなどの重い障害をおこす先天性風疹症候群と言う状態になることがあります。
そうした事情があるために生きたビールスを接種する風疹ワクチンを妊婦のいる家族が接種することに不安をお持ちなのだろうと思います。
事実、接種を受けた人の18%前後に「のど」からビールスが検出されています、しかし、そのビールス量は風疹に罹っている人の1/100以下であり、このビールス量で感染、発病することはありません、また、統計的に妊婦が風疹ビールスをもらう可能性が最も高いのは家族の感染者からだと言われています。
以上を考え合わせると妊娠週数にかかわらず、胎児を守る意味で、お子様のワクチン接種はむしろ望ましいものと思はれます。
(尚、妊娠中の方やいつ妊娠するかわからない方は風疹の予防接種を受けることは出来ません。
また、妊娠する前に免疫の有無を調べ、免疫がなければ予防接種を受けることは先天性風疹症候群を予防する上で必要です、但し、接種後2ヶ月間は妊娠しないように注意して下さい。)

目次へ戻る】【検索へ戻る