Q.80 7ヶ月でつかまり立ち、8ヶ月で歩き始めました、つかまり立ちや歩行が早いことがO脚の原因にならないでしょうか?
A.80 自然に任せて問題はありません。

確かに普通は、つかまり立ちが9−10ヶ月頃、歩行開始が1才前後ですからかなり早い発達だと思います。
日本人については残念ながら、つかまり立ちや歩行開始が早かった場合または、「いっぱい歩くこども」が○脚になりやすいかどうかの科学的データーはありません。
日本人の場合、成人、特に成人女性の60−70%にO脚傾向が 見られると言われています、これは生活習慣によると言われていて病的なO脚ではありません。
新生児から2才くらいまでは生理的にほとんどのこどもに○脚傾向があり、仮にその間に早めのつかまり立ちや歩行が影響を与えたとしても、一時的なものであり、将来に影響は残らないと考えられます。 (2−7才頃は逆にX脚傾向になります、○脚傾向もX脚傾向も自然 に治ります)。
お子様の場合、仮に将来、○脚傾向になったとしても、それは一般 的な範囲のものと考えられ、つかまり立ちが早かったからと言うこと にはならないと思います。
オリンピックで脚を出して競技をする選手を見ていると、○脚傾向のある人が かなり見られます、それほど珍しくないと言うことです。
本来、立位の発達は自然に任せることが大切で、歩行器を使ったり、積 極的につかまり立ちをさせたりしなければ、問題はありません。
逆に○脚予防のため、極端につかまり立ちを制限することは、赤ちゃんにストレスを与えることになりますので注意して下さい。
尚、早期の歩行やつかまり立ちは、転倒に十分の配慮をお願い致します。
定期的な乳児健診をキチッと受け、それでも気になるようでしたら整形外科専門医の意見をお聞きになって置くのがよいでしょう。

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